kumonokuniの日記

腐女子まっしぐらなブロクです。はまりにはまっている小説の二次小説およびオリジナルの小説ならぬ戯言を書き連ねてまいります_φ( ̄ー ̄ )

《図書館戦争SS》全国図書隊防衛部合同演習大会7

堂上、小牧を中心に記録会もとい、訓練が進んでいった。
柴崎はファイル片手に妖艶な笑みを浮かべている。

「あと何測るんだっけ?」
小牧が堂上に声をかけた。
堂上は記録を見ながら眉間にシワを寄せていた。
「100mが残ってるだけですね。」
柴崎が苦笑しながら答えた。
「何故、100mを残したんだ?」
「リストの上から潰したから?」
柴崎が微笑みながら言うと、「お前何を企んでる?」と、堂上が尋ねた。
柴崎は、魔女の微笑みをしながら郁を見ながら答えた。
「笠原の潜在能力?ってのですかね?」
「笠原さんなら悪魔かっ!って言いそうだね。」
小牧が笑いながら言うと、堂上も「間違えない。」と、苦笑した。

そんな話がなされてるとは知らない手塚と郁は次の100mを残すだけだと気づいていた。
そして、予想の通り手塚相手に「柴崎のやつは悪魔かっ!」と嘆いていたのだが…。

結果…。
特殊部隊の隊員達の100mの記録では、郁は上位5名に入る結果を叩き出したのであった。