kumonokuniの日記

腐女子まっしぐらなブロクです。はまりにはまっている小説の二次小説およびオリジナルの小説ならぬ戯言を書き連ねてまいります_φ( ̄ー ̄ )

2014-01-01から1年間の記事一覧

道を切り開くもの《1》

[プロローグ]ここは、全寮制の私立学園…。のはず。 しかし…。 何かが違う…。 全て成績でランク別けされており、そのランクで自由度が変わる。 そして、ただの全寮制の私立学園ではなかったのだ。そう、ここは独立した経済都市で、私立学園で、非公式な独立国…

《図書館戦争SS》全国図書隊防衛部合同演習大会7

堂上、小牧を中心に記録会もとい、訓練が進んでいった。 柴崎はファイル片手に妖艶な笑みを浮かべている。「あと何測るんだっけ?」 小牧が堂上に声をかけた。 堂上は記録を見ながら眉間にシワを寄せていた。 「100mが残ってるだけですね。」 柴崎が苦笑しな…

《図書館戦争SS》全国図書隊防衛部合同演習大会6

「ところで、午後からの訓練から私も御一緒させて頂きます。」 柴崎が堂上と小牧を見て微笑んだ。 それを見た郁と手塚は首を竦め柴崎を見つめた。 「柴崎さんは記録係ね。今後極力うちの班と同一行動とることなったから。」 小牧が二人に伝えた。 午後の訓練…

《図書館戦争SS》全国図書隊防衛部合同演習大会5

堂上班の4人は、昼休憩の食堂で合流することにしていた。 勿論、柴崎も時間かあったため同席している。 堂上班の一員だといっても問題ないほど、時間が許す限り食事を一緒に取っている。 実はこの行為、柴崎の優しさからなっているのだが、誰も気づいてない…

《図書館戦争SS》全国図書隊防衛部合同演習大会4

「堂上!言い忘れてたが今回の合同演習は防衛部だから特殊部隊以外も含まれる。特に、女子は全国的にも特殊部隊にいるのは笠原のみだから各基地から選抜されてくるから。うちも何名か選抜してくれ。」 緒形が思い出したように声をかけた。 「その選抜は…。」…

《図書館戦争SS》全国図書隊防衛部対抗演習大会3

郁からの衝撃発言には手塚以外の4人も驚きを隠せない。 玄田らは入隊試験の面接で聞いている事実なのだが、もう3年以上前の話である。 すっかり忘れていたようだ。 だが、さすが年の功。 誰一人として顔には出さなかったのだ。 「ところで…。いつまでに作…